「楽」を極めるシンプルライフ

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オシャレな部屋の条件

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雑誌に出てくるようなオシャレな部屋は、マネしようと思ってもなかなか難しいものです。同じような家具を買って同じように配置すれば、なんとなく似た感じにはなるかもしれませんが、いまいちダサく見えてしまうのはなぜでしょう?

部屋をオシャレにするには前提条件がいくつかあります。まずはそれを満たさなければなりません。その前提条件というのは、整理整頓、清潔です。

あるべきところにものが収まり、なんというか空間の均衡がとれている状態。整理整頓ができていれば、そういう状態に近づいていきます。まずは部屋の中の無駄なものを取り除く。そして部屋の中にあるモノのポジションをきちんと決めてあげる。ポジションを決めてあげれば、モノが収まるべきところに収まり、違和感なく部屋に溶け込みます。モノが居心地よく過ごせるように整理整頓してあげれば、モノのひとつひとつがただの道具から機能を持ったインテリアへと昇華していくのです。

例として、ハサミについて考えてみます。ハサミは普段どこにしまっているでしょうか?引き出しの中、ペン立て、あるいは特に決まっていないかもしれません。引き出しの中といっても、それは引き出しのどの位置でしょうか?いろんな文房具がごちゃごちゃしている中に放り込むのは、ポジションが決まってるとは言えません。第一、そんなことではモノが居心地良いわけありません。そんな状況に放り込まれたハサミは、常に満員電車に乗っている気分でしょう。

普段使っているハサミを、ただの道具としてではなく、ひとつの芸術品を扱うようにしてみてください。モナリザのように、はたまたヴィーナス像のように扱うようにすると、ハサミをぎゅうぎゅうに詰まった引き出しの中に放り込む発想は浮かんできません。部屋を彩るひとつのインテリアのように、飾るつもりで引き出しにしまうことでしょう。すると、ただのハサミがオシャレに見えてきます。

このように、すべてのモノを心地よく各ポジションに住まわせていって下さい。すると、部屋の中が自然にオシャレに近づいていきます。整理整頓というのは、ただモノを整えるだけじゃなく、オシャレのベースを引き上げることにもつながります。モノを心地よく住まわせると、生き生きと輝いて見えるようになります。そうなると、オシャレに気を遣っていないのに、なぜか部屋がオシャレに見えてきます。これがオシャレのベースを引き上げるということです。

部屋をオシャレにしたいなら、オシャレな雑貨を飾る前にまず整理整頓をすることが大事なんですね。オシャレにしたいと思う気持ちが早まって、ついいろいろとそれっぽい雑貨を並べたくなります。しかし整理整頓をする前にそれをやってしまうと、部屋が余計にごちゃごちゃしてしまいます。

オシャレな部屋も、まずは基本からですね!