「楽」を極めるシンプルライフ

ズボラで気楽なシンプルライフを目指すブログです。

モノへの執着について

僕は物欲は人並みにあると思っています。
安いものに飛びつくこともありますし、セールの時期にいろいろ買ってしまいます。
不思議なもので、何かを買うとさらに何か欲しいと思ってしまい、物欲が大きくなっていきます。買えば買うほど、手に入れれば手に入れるほど欲しくなるんですよね。所有しているものが多いほど欲しくなるって、ほんと不思議です。

モノへの執着が強いと、正直辛いです。あれも欲しい、これも欲しいと思うようになり、それが手に入らないことに憤りをおぼえます。常に欲しいものが頭を駆けめぐり、そればかり考えるようになります。
人気の服や限定モノのバッグは、それが売り切れてしまわないかと不安になり、いてもたってもいられません。
欲しいから買うということの他に、手に入らないことの不安を解消するために買っている感じがあります。強迫観念や、ストレス解消のはけ口になっているんですね。

モノへの執着から離れるには、断捨離の"離"の部分を取り入れればいいと思います。
まずモノが入ってくる流れを"断"ち、次に余分なモノを"捨"てることで、だんだん執着から"離"れていくようになります。
やるこことしては、所有しているものを、必要なものとお気に入りのものだけに絞ればいいんです。

モノを減らしてくと、あるときフッと執着が抜ける瞬間があります。小さな子供が、今まであんなに欲しがっていたおもちゃに、突然興味を失う感覚に近いかもしれません。
「欲しかったバッグがあったけど、まぁなくてもいいや」と思えるようになるんです。物欲の塊だった自分が、少し変わったなと感じるでしょう。

執着が抜けると、しがらみがなくなっていきます。所有したいという欲求が小さくなるので、モノに縛られなくなるんです。
今あるもので十分だという、少欲知足の考えが身に付いていきます。精神的に縛られる要素が減れば減るほど、心が自由になっていくのを感じられます。

モノへの執着を取り払うのは、なかなか難しいかもしれません。特に物欲にまみれている人ほど大変です。
断捨離の離の部分まで到達するのは長い道のりですが、自分ができる範囲でやることが大事ですね。