「楽」を極めるシンプルライフ

ズボラで気楽なシンプルライフを目指すブログです。

食欲について

ダイエットをしている人にとって一番大変なのが、食べ物を我慢することだと思います。

痩せたいけど食べたい!食べたいけど太りたくない!と、常に相反する2つの感情が頭の中で葛藤しています。
一時は食欲を押さえつけても、またすぐに食べたい欲求はやってきます。食べ物を我慢することは、常に襲いかかる食欲に勝ち続けなければいけないという大変な意志力がいります。
かくいう僕も、食欲にはほとほと悩まされていました。ですから、ダイエットを何度も挫折してしまう気持ちは痛いほどよくわかります。

スナック菓子を買ってきて、今は半分だけ食べようと思ったのにもかかわらず、つい全部食べてしまったという経験は誰にでもあると思います。
これは、食べることにより食欲が増進されたのです。とくに砂糖というのは、食べれば食べるほど欲しくなります。
お菓子を食べる手が止まらないのは、麻薬中毒になっていることと似ています。いや、麻薬中毒そのものといってもいいでしょう。

食欲をコントロールするのは難しいです。食べるのが好きな人は、食べる量もどんどん増え、必要以上の量を惰性で食べています。一日三食だけでは飽きたらず、間食にずっとお菓子を食べ続けています。自分自身が食欲にコントロールされているんです。
では、食欲に打ち勝つ術はないのでしょうか?

食欲を減らす方法はネットで検索すればいくつも出てきますが、僕の経験から言えば、食欲は慣れていくものです。
毎日22時に寝る人は、22時になると自然と睡魔が襲ってきます。毎日6時に起きる人は、6時になったら目覚まし時計なしでも自然と目が覚めます。
お菓子を食べる習慣がない人は、そもそもお菓子を食べようとも思いません。少食の人は、少ない量でお腹が満たされます。
これらは、慣れることにより当たり前にすることができるのです。

弱い自分でも守れるようなゆるいルールを作り、それを守る。しばらく続けていくと、ルールに慣れ、やがてそれが当たり前になっていきます。

僕の1日1食生活も、はじめからスパッと朝食と昼食をやめたんじゃなく、それなりに段階を踏んでいます。
2食を削るというのは、当時の僕からすれば考えられないことでした。でも、今ではそれがスタンダードになっています。
(偉そうなことを言っていますが、毎週金土はチートデイとして、体のことを考えず夕食に好きなものを食べています。もちろん1日1食であることには変わりありません。)

よくも悪くも、人は慣れるものです。それをどちらの方向に傾けるかは、自分で決めることができます。
食欲は悪者というわけではありませんが、うまくしつけていきたいですね。