1週間断食(2日目)
それは1日目の真夜中にやってきた。
痒い…。
思わず首筋を掻き毟る。
だめだ眠れない。
痒くてたまらないのだ。
掻きむしってしまったため、掻いたところからリンパ液がにじみ出る。
前日のブログで「順調な滑り出し」と言ってしまったが、とんでもなかった。
おそらく今の状態が、いわゆる「好転反応」と呼ばれるものだろう。
人によっては、倦怠感や気持ち悪さが出るが、僕の場合は今回、アトピーが強く出ている。
今の状態が辛さのピークならいいが、これ以上辛くなるなら耐えられる自信がない。
今まで10回以上断食はしてきたが、今回が一番辛い。
空腹感はもちろんあるが、そんなもの正直どうでもいい。
空腹感など、この痒みに比べればかわいいもんだ。
やはり準備期間が足りなかったのだろうか。断食を始めるには、断食の日数に合わせて準備期間の日数も変わってくる。
3日断食するなら準備期間は3日、1週間断食するなら準備期間は1週間だ。
だが今回、準備期間は1日だ。
しかも、食事の量も多けりゃケーキも食べている。(笑)
本当に準備期間といえるのかすら怪しい。
しかもその準備期間の前日は、酒をたらふく飲んでいる。
正直、自業自得かもしれない。
断食は、2日目か3日目あたりが一番辛いといわれている。
だったら今を乗り越えれば、この先は楽になっていくのだろうか。
ブログのテーマである「ゆる~く楽に」というコンセプトからは、今回はかけ離れているように思う。
まさしく苦行だ。
今は溜まった毒素を排出しようと、症状が表に現れている時期だ、いずれ楽になると言い聞かせている。
日頃の不摂生が、こんなにも自分の体に負担をかけていたんだと知る。
これからは、もっと自分の体をいたわってあげようという気持ちも芽生えてくる。
まったく人間というのはどうしようもない。
こうやって痛い目をみないと反省しないのだから。
これは自分の甘えに対するツケだろう。
自分の体と対話しながら、この辛さを噛みしめている。
体重: 49.3kg ※初日: 50.7kg
飲み物: 水、アサイードリンク