肌断食
以前のブログで、僕はシャンプーを使わないと言いましたがそれ以外にも使っていないものがあります。洗顔料、歯磨き粉、化粧品なども使っていません。体を洗うときはお湯だけですし、顔を洗うときも水で洗います。もちろん化粧水や美容液といったものも一切使いません。唯一、手を洗うときにボディソープをハンドソープ替わりとして使用しているだけです。
なぜ化粧品を使わないかって?もちろんめんどくささから解放されるっていうことも大きいですし、節約にもなります。正直、楽を極めるという観点から肌断食は欠かせないものだといえます。
そのほかに、シャンプーや化粧品って必ずしも必要なものなのかな〜という疑問があった、というのも理由のひとつです。
人間は、生きていく上で必要な機能はすべて備わっています。当然自浄機能も備わっています。だからわざわざ石鹸なんか使わずとも、お湯で洗い流すだけでほとんどの汚れは落ちていくんです。人間は、シャンプーや化粧品と組み合わさってはじめて完全に自浄機能が満たされる、なんてことはないはずです。
多くの人が忌み嫌っている皮脂というのは、肌を保護してくれるとても大切なもので、決して悪いものではありません。それなのに皮脂を悪者扱いして石鹸などで無理やり削ぎ落とそうとするのは、自ら肌のバリアを剥がしていることに他なりません。バリアがなくなると、雑菌がわきやすくなります。肌はそれを防ごうと、より多くの皮脂を出そうとします。皮肉なことに、皮脂を洗い流そうとすればするほど皮脂はより多く分泌されるのです。その証拠に、たった一日頭を洗わなかっただけで髪の毛がベタついてしまいます。
湯シャンを続けていくと、肌が正常になり皮脂の分泌量も落ち着いてきます。肌が持つ本来のハリやツヤが戻ってくるんです。
楽して肌がキレイになるのは願ったり叶ったりですね。あと、とにかく毎日の肌の手入れが楽になる(というか何もしない)ってことはズボラな僕にはもってこいです。あれ買わなくちゃ〜とかも気にしなくていいですし、肌断食をやるとますますダメ人間に拍車がかかります(褒め言葉)。
当たり前のように必要だと思っていたものも、よく考えるとそうでもなかったってことって意外と多いのかもしれませんね。