「楽」を極めるシンプルライフ

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一日一食

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僕は基本、一日一食です。他人に言うと毎回驚かれます。「お腹空かないの?」「身体に悪いよ」「お金ないの?」「何かの宗教?」まぁまずいい反応は返ってこないですね…。だいたいみなさん引いてしまいます。しかしですね、僕が一日一食なのにはいくつか理由があるんですよ。それをこれからご紹介していきます。それと…今から紹介するのはあくまで個人的な感想ですのであしからず。


一日一食の理由その1

・食事の手間が省ける

これは当然ですよね。普段何気なく行っている食事ですが、改めて考えてみるとなかなか大掛かりな作業をしてることになります。ちょっと考えてみてください。食事をする為には、まず献立を考えて、食材を購入する為にスーパーに行き、持ち帰ってその後料理を作る。それからやっと物を食べられるんです。さらにその後も、後片付けという億劫な仕事が待っています。ひとことで食事といっても、これだけの労力が必要なんです。それらの作業を、人は一日三回もやっている。食材の購入は数日分まとめてやったり、料理も作り置きをすることが多々あるとは思いますが、それを加味してもやっぱり食事にかかる労力って大きいと思うんです。

めんどくさがりな僕にとって、食事が一回で済むってものすごくありがたいです。大掛かりなタスクを2回もパスできてしまいますから。


一日一食の理由その2

・眠くなくなる

ランチどき、大盛りの定食をがっつり食べた数十分後、とてつもない睡魔が襲ってくる。まぶたが重い…意識が揺らぐ。気を抜いたら落ちてしまうだろう。このまま心地良い眠気にまかせて目を閉じれば、どんなに気持ちいいだろうか…。

ランチをがっつり食べてしまった後は、このように睡魔との壮絶な戦いが待っています。以前の僕は、午後はいつも睡魔と戦っていました。眠い、眠い、眠い…。頭の中は常にそればっかり。仕事の思考が入り込む余地などありません。はっきり言って、眠くて仕事どころじゃありませんでした(反省)。しかし、朝食も昼食も辞めて夕食だけにしたら…まったく眠くならないのです。あんなに辛かった午後の仕事がウソのように、頭が働いて、普通に仕事ができてしまいます(歓喜)!昼下がりの眠い眠い病は、おそらくみなさん経験されているはずです。あの孤独な戦いから解放されるとしたら、これは大きなメリットではないでしょうか。


一日一食の理由その3

・睡眠時間が短縮できる

食べることは疲れる。これホントです。人は食事をとると、血糖値が上がって満腹感が得られます。食べた本人は、のん気に「あ〜おいしかった」と言ってるだけでいいのですが、身体の中の内臓は、食べ物を消化・吸収しようと目まぐるしく活動しています。食べ物から栄養を取り込んで血肉となり、おまけにいらないものを排泄してくれる。こんな錬金術みたいなことを、人の身体は毎日繰り返し行っています。こんな離れ技をするためには、相当な体力が必要です。そこで体力を回復させるために、身体は仕事中にも関わらず自分自身に催眠術をかけるのです。朝も昼も夜もご飯をパクパク食べてたら、その分体力回復のために睡眠時間を多くとらなければなりません。忙しい現代人にとって、少ない睡眠で元気になれるというのは、とても助かるはずです。


一日一食の理由その4

・食べ物がおいしくなる

これは毎回思います。空腹は最高の調味料とはよくいったものです。毎日の食事がとてもおいしく感じられます。食べ物を口に入れると、味が口いっぱいに広がり、一日三食の頃よりも深く味わうことができます。高級料理を食べるよりも安上がりですし、おすすめですよ!

それと食への感謝も湧いてきます。「普段何気なく食べてるけど、これって実は相当ありがたいことなんじゃない?」って思うようになっちゃいます。


一日一食の理由その5

・健康になれる

「一日一食なんて不健康じゃない?」なんて思ってるそこのキミ!全然そんなことないですよ!栄養が足りなくて病気になるんじゃないかって思ってるかもしれませんが、実際にやってみるとそんな心配は無用でした。今はっきりと言えることは、食事は量ではなく質だということです。そりゃ一日一食の食事がカップラーメンとかなら病気になっちゃいますよ。しかし栄養のあるものを食べるとしたら、一食だけでも十分だと思うのです。それによく考えてみてください。現代人は、栄養失調になって倒れる人なんて稀です。ほとんどの人は、食べないことではなく食べ過ぎによって病気になるのです。食べ過ぎによって肥満になり、病気になって倒れる。現代人は、栄養の取りすぎで病気になってしまうんです。僕は今のところ健康体です。それどころか、食べない方が調子がいいです。健康面については諸説ありますが、経験で語るなら、僕はよかったと思っています。


一日一食の理由その6

・若返る

若返りの秘訣はずばり、内臓に負担をかけないこと!毎日食事という大仕事を一日三回もやっていては、常に内臓が働きっぱなしになって休む暇がありません。人間の身体と同じで、内臓も適度に休ませてあげなければ疲労で倒れてしまいます。毎日胃の中を空っぽにする時間を設けて、健気に働いている内臓を休ませてあげようじゃありませんか。

人間の身体には、消化・吸収・排泄の機能が備わっています。何も食べないということは、消化と吸収の仕事をしなくてもいいということ。つまり、身体は排泄に集中することができるのです。身体の中に溜まっているあらゆる毒素を排出することができれば、肌が若返るのは容易に想像できるでしょう。


これらは僕が実際に体験してみた感想です。一日一食は始めのうちは辛いですが、だんだん体が慣れてきます。

しかし知り合いに話しても必ず「そんなことしたら体に悪いよ!」という反応が返ってきますので、僕はわかる人だけわかればいいと思っています。ただ一日一食は我慢大会ではないので、もし始める人は無理のない範囲で行ってください。そして周りから変な目で見られないために、一日一食はあまり公言しない方がいいかもしれません(笑)