「楽」を極めるシンプルライフ

ズボラで気楽なシンプルライフを目指すブログです。

床で寝る

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僕の家にはベッドがありません。布団もありません。いつも寝袋を着て寝ています。フローリングの上に寝袋で寝てるんです。床の上で寝るなんて考えられないという人もいるかもしれませんが、慣れればけっこう快適です。

最初は痛くてなかなか寝付けませんでした。床で寝ていると腰の骨が痛くなるんです。寝返りをうつたびに、胴体が床に接している面に軽い鈍痛が走ります。ただこれは、一週間もすれば慣れてきます。鈍痛がなくなるかわりに、心地よい刺激となって表れるんです。寝返りも今は全く痛くありません。その気になれば、道路でも寝ることができるんじゃないかと思います。どこでも寝られるという、のび太のような特技が身に付きました笑。

床の上というのは言わずもがな高反発なので(高反発すぎる?)、体にもとてもいいように思います。高反発なので

・背骨の歪みが改善される
・寝返りが打ちやすい
・内臓にほどよい刺激が得られる

といったメリットがあります。
ベッドが柔らかいと、腰が沈みこんでしまって正しい姿勢が維持できません。低反発マットやふかふかのベッドも気持ちいいですが、やはり背骨が歪んだりするなどのデメリットを考えると、硬くても高反発の寝床の方が僕には合っている気がします。

内臓にほどよい刺激が得られるのも、実体験でなんとなくわかる気がします。ベッドで寝ていた頃は、朝目覚めてもなかなか起き上がることができませんでしたが、床で寝るようになってからは、なぜかすんなりと起き上がれるようになりました。きっと床で寝ることで得られた効果だと思います。

夏は寝袋も使わずTシャツ一枚で寝ています。床一面がベッドみたいなものなんで、大の字になって寝ることもできます。なので、僕のベッドはキングサイズよりもデカイいんです(大威張り)!ちょっとだけ贅沢な気分を味わえます。

そして僕が感じている最大のメリットは、やはりベッドを断捨離できたということでしょう。
ベッドはとにかく場所を取る!これがとにかく嫌だったんです。ベッドってやつは、僕のワンルームの面積の1/5ぐらいのスペースをとってしまうんです。それを断捨離したときは、ものすごく爽快感がありました。ひとまわり広い部屋に住んでいる感覚になります。心にある重い荷物を降ろしたような、そんな軽やかな気持ちでした。

断捨離して得たもうひとつの利点は、掛け布団や毛布を干さなくてもよくなったことです。僕のマンションはベランダも狭く、一つ毛布を干すだけでもう他に何も干せなくります。毎週天気のいい日を見計らって、他の洗濯物との兼ね合いを考えながら干すのははひどく煩わしいものです。寝袋ならそれほど面倒ではありません。なぜなら、ベッド時代は掛け布団、毛布、シーツといったアイテムを全てメンテナンスしなければいけませんが、寝袋はそれ一つだけを考えればいいわけです。寝袋だけなので非常にコンパクトです。毛布とかいろいろしまう場所に苦労しなくてもいいですし、とにかく楽になりました。家事の負担がぐっと減ったことは嬉しいですね。

床で寝るという変人(笑)みたいなことをするだけで、いろいろと捗りますよ!