ハングリー精神

僕のマンションは築何十年も経っていて、なかなかの古い物件です。外観はボロすぎて、まるで幽霊屋敷です！

内装は、一応リフォームしてありますので普通ですが、8畳ほどの狭いワンルームです。

トイレと風呂は、もちろん一体型のユニットバスで、トイレにはウォシュレットがありません。
実家のトイレはウォシュレットが付いていたので、最初はウォシュレットがないことで不便さを感じていました。

ユニットバスということで、風呂ははめ込み式ですが、風呂釜の外側や下を掃除するのに毎回苦労します。掃除で一番大変なのが風呂掃除です。

ベランダは2~3mほどの長さで、少し窮屈ですが物干し竿を設置することができます。
ベランダの面積はそこまで悪くないといったところです。ただ、そんなに広くもないので、休日にいっぺんに洗濯物を洗ってしまうという荒業はちょっと難しいかもしれません。
南向きなので、日当たりはまぁいいです。ですから、ベランダについてはまぁ良しといったところです。

キッチンは普通に狭いです。
コンロも一つしかなく、料理には不向きです。
まな板も、普通は横向きに置いて使うものですが、縦向きにしか置くことができません。

現在は、料理というほどの料理は一切しないのでまぁ不都合はないんですが、問題なのはキッチンの下の収納スペースです。
みなさんはそこに調味料やらをしまうと思いますが、ウチの場合はあまり食べ物関係は置きたくありません。
なぜかというと、キッチンの下に水道管が通っていますが、水道管が貫通している床の隙間から、他の住居者の方の洗剤のにおいが漏れてしまうからです。
おそらく食事を終えて食器用洗剤で食器を洗った直後だと思いますが、30分くらいの間、かなりにおいが充満してしまいます。
隙間にはガムテープで塞いでありますが、ほとんど意味をなしていません(泣)。
ですから、キッチンの下の収納スペースには、食事とは関係ない掃除用品等をしまっています。
調味料？そんなもの今はありません(笑)。置き場所ないですもん。

幸い立地だけはいいので、そこは一番大きなメリットです。駅やスーパーからも近く、とても助かっています。

気になるトコロは挙げたらキリがないですが、僕が言いたいのは、人間、住めば都ってことです。
たしかにウォシュレットは快適ですし、
あったらいいなと思いますが、なければないでなんとかなる！ということですね。
人間は良くも悪くも環境に慣れる生き物です。

こういうマンションで生活することで、「いつかビッグになってやる！」という矢沢永吉のような心理がはたらきます。
ロッキー映画で、山籠りしてトレーニングをするロッキーの気持ちでしょうか(絶対違う)

つまり、自分が映画の主人公になったつもりで、映画のラストに成功するためのトレーニングを今やっていると解釈すればいいんです。貧乏で仕方なくというより、成り上がるためにあえて質素な環境を選び、堕落する精神を鍛えているんだと！

じゃないとやってられん！(;つД｀)