0を1にする
0を1にする 生産的なことは世の中にたくさんありますが、大きく分けて2種類に分けられます。
一つは、0を1にすること。
もう一つは、1を10にすること。
どちらが優れているという話ではないですが、個人的には0を1にする「ゼロイチ」の方が、1を10にする「イチジュウ」よりも価値があるんじゃないかと思っています。
ゼロイチは、何もないところから、何かを生み出すこと。 あるいは元々あるもの同士を掛け合わせて、全く新しい何かを生み出すことも含まれます。
イチジュウは、生み出されたあるものから、さらに発展させたり修正やアレンジを加えて、より良くしていくことです。
一見すると、ゼロイチは0から1なので、1しか増えていません。
イチジュウは1から10なので、9も増えています。 この差、9倍!
じゃあイチジュウの方が優れてるじゃんと思われる人もいるかもしれませんが、僕はイチジュウ派です。
異論があるかもしれませんが、イチジュウはある程度経験や知識がある人ならば出来てしまいます。
もちろんイチゴだったりイチヒャクだったりと、その人の経験や知識、スキル等で変わってきます。
ただ多くの場合、そのスキルや経験を積んでいけば、生産的なことをするのが苦手な人じゃないかぎり、イチジュウを体得することができるのではないかと思います。
そういう意味で、僕はゼロイチができる人は貴重だと考えています。
ゼロイチは、本人が元々持っている資質だったり、才能の部分が大きいです。
じゃあそのスキルがない人は、ゼロイチができないのでしょうか?
ゼロイチのスキルを伸ばすには、いろんな分野のいろんなものに触れて感受性を高めたり、今まで自分がしてこなかった新しいことにチャレンジしたりするといいと思います。
好奇心を持ち、自分の世界を広げていくことで、自分の中の新しい種が生まれてくることでしょう。
ゼロイチもイチジュウも、どちらも生産的な活動をする上で欠かせないことです。
どちらも素晴らしいですね。