「楽」を極めるシンプルライフ

ズボラで気楽なシンプルライフを目指すブログです。

捨てる基準

部屋を整理しようと思い立っても、なかなか片付かないことはよくあります。
片付けようとしても、物が多すぎて物の置き場所に困ったり、結局棚に物を押し込んで片付けた気になっているだけだったりします。
ほとんどの人にとって、片付ける前にやらなきゃいけないことをしていないからそうなるのですね。

片付ける前にやることは、捨てることです。
いらないものを捨てる。
使わないものを捨てる。
心がときめかないものを捨てる。
そうやってどんどん物を分別していけば、部屋を整理することに関して、半分以上終わったようなものです。

しかしそれができない…。
それは、自分の中で捨てるものと捨てないものの基準がはっきりしていないからなのです。

あなたにとって、捨てようか迷うものって何がありますか?
はい、それは捨ててしまっても問題ないものです。
いやいや、問題ないかわからないから迷うのであって、そんな簡単に捨ててもいいといえる根拠は何だ!と反発する声が聞こえてきそうですが、あなたは迷った挙句捨てたもので、後悔しているものはいくつありますか?
そもそも、捨てたものすら思い出せないことが多いでしょう。

ではもう一つ質問です。
部屋にお金が落ちていたとして、それを捨てようと思いますか?
おそらく、捨てるという発想すら浮かばないでしょう。
そうなんです。
必要なものは、捨てるかどうかすら迷わないのです。
仕事で使う大事な資料だったり、一番お気に入りの服は絶対に捨てないでしょ?
自分にとって絶対に必要だと思っているものは、捨てるという発想すら持たないんです。

捨てようか迷っている時点で、それはそんなに大事なものではなかったり、お気に入りのものではなかったりします。
いらないものは年を越さずに捨ててしまって、すっきりした気持ちで来年を迎えましょう。