本を読む習慣
社会人になってから、本を読まなくなった人はけっこういると思います。
学生の頃は勉強漬けの毎日でしたが(嘘?)、学校を卒業してからは、勉強から解放されて本なんてものは一切読まなくなっている人も少なくないはず。
僕は意外にも本が好きなので、わりと読む方です。
なので今回は、読書についての僕の考えを語っていきたいと思います。
はじめに言っておきたいのは「本っておもしろい」ってことなんです。
本が好きな人と嫌いな人との違いは、まずその前提が食い違ってるんだと思います。
たしかに本が嫌いな人の言い分もわかります。嫌いな人は、よくこんなことを言いますね。
「活字ばかりで読むのが煩わしい」
「小難しくて読んでて眠くなる」
「本なんて読まなくても何も困らないし」
本に対する敷居の高さがあったり、本を読む必要性を感じていなかったり、そもそも読書をするという発想がなかったりします。
……なんともったいないことか!
本って本当はおもしろいのに、そのことに気づかないなんて!と僕は思うわけです。
本を開くと、そこには新しい世界が広がっています。
本を開くということは、新しい世界のトビラを開くことなんです。
そこには、自分の人生では絶対に経験することのなかったことや、その分野の専門家の知識等が書かれています。
人は自分一人の人生しか体験することができませんが、本を通して他人の人生も経験できてしまうのです。
さらに、今までの独りよがりな思考に幅を持たせることができます。
本を読むことで、より広く深く考えることができるようになるんです。
頭の中に新しい世界が広がるって、ワクワクしませんか?
そのワクワクを味わいたいから、ついつい本を読んでしまうのです。
頭が良くなるために読書をするのも大いに結構ですが、まずは本の魅力にどっぷり浸かってみるのがいいと思います。
どんな本を読むべきかというのは、自分の心が知っています。
本のタイトルを見て「なんかおもしろそうだな」と思えば、手に取ってみればいいんです。
本を読まない人にとって、興味がない本は読んでても苦痛になりますからね。
それとオススメなのは、いつもネットサーフィンをしている分野の本を手に取ってみることです。
現在の仕事について書かれている本であったり、趣味の本でもコミュ力アップの本でもいいです。
メンタリズムや心理学なんかでも、興味があれば読んでみたらいいんです。
最初はなるべく簡単そうで、図とか挿絵とかが入っている本から始めるといいと思います。
僕は昔マジックにハマっていて、マジックの本を図書館で借りて読み漁っていました。トランプやコインマジックを練習していた時期があります。
まずは「これっておもしろそう」からはじめてみてください。
一度本の魅力にハマってしまったら、あなたはもう本の虜です。
寝る間も惜しんで読みふけることでしょう。これまで夢にも思わなかった、読書漬けの生活が待っているかもしれません。